茶の湯炭は椚(くぬぎ)の樹を材料とした「黒炭」で、
着火性が良く火がつけば微かな香りが漂うのが望ましいとされており、
また、樹皮が密着し、しまりがあり、炭の断面が真円のように丸く、
切り口が菊の花のように均一に割れ目があるのが
理想的な茶の湯炭といわれております。
また菊の紋のような姿をした断面から菊炭とも呼ばれています。
頃よく松風を聴かせてくれる釜の火加減。炭手前拝見の厳かさ。
炉中の景色。正月の飾り炭の格調。
茶の湯に用いられる椚を原木とした炭ほど気品を備えて美しく、
また吟味された炭は他にはありません。
黒炭である椚炭(くぬぎ炭)を胴炭から毬打炭、管炭、点炭、輪胴枝炭まで、全てをセットにした風炉用の一組手前。
全ての茶道炭の種類が入っているため、炭手前のお稽古をこれから始める方にもオススメです。
●胴炭1本 ●丸ぎっちょ4本 ●割ぎっちょョ4本
●丸管2本 ●割管2本 ●点炭2本
●輪胴1本 ○枝炭5本
上記のセットが入っています。
※枝炭5本のうち、二又が4本、三ツ又が1本です
表千家、裏千家とも各炭の寸法は同じです。
箱サイズ:175mm×200mm×80mm
NET:約700g